睡眠の男女差1

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男性と女性では、眠りに大きな違いがあります。
この違いはホルモンの分泌によるもので、男性はホルモン分泌に周期性がないため、そのことによって眠りに大きな変化は起きません。
変化が大きいのは女性の場合で、女性はホルモン周期によって約1ヶ月のうちに、「睡眠時間」と「眠りの質」が大きく左右されます。
また、一生を通じても眠りが大きく変化します。
女性は思春期を迎えると月経が始まりますが、それが眠りを変化させるきっかけ、つまり、女性ホルモンが活発に働き、眠りのリズムが大きく左右される引き金になります。

月経の周期は一般に28日で、この28日周期は二つに分けられます。
一つは月経が終わった直後から次の月経までの半分の時期に当たる「卵胞期」です。この時期、体は活動的になり、眠気は抑えられ、睡眠時間も自然と減少します。
もう一つは卵胞期後から月経までの「黄体期」です。
この時期は、起きるのが辛く、体はだるく感じられ、強い眠気に襲われます。精神的にも不安定になるため睡眠時間が不規則になりがちです。
また、黄体期に分泌される黄体ホルモンは妊娠中にも分泌されます。妊娠中にも眠くなるのはこのためです。

黄体ホルモンが分泌される時期になると眠気に襲われるようになるのは、多くのエネルギーを使う月経や出産に備えて、出来るだけ体を休めようとする働きと考えられます。

また、人生の後半に差し掛かると、今度は閉経による更年期障害が起こりますが、女性はこの更年期障害期にも不眠に悩まされることが多くなります。

このように、ホルモン周期によって、眠りのリズムが変わる女性は、男性以上に睡眠の問題を抱えやすいと言えます。
それを防ぐためには、ホルモン周期と眠りの変化を自覚しながら、出来るだけ眠りのリズムを崩さないよう心掛けましょう。
例えば、眠気に襲われる時期にそのリズムに逆らって夜更かししたり、不規則な食生活を送ったりしないようにしましょう。
ただし、そのような気遣いをしていても、ホルモンバランスが大きく乱れ、結果睡眠リズムが大きく乱れてしまうこともあります。
その際には睡眠導入剤を活用するなどして、自身でリズムを整えるようにしましょう。
リズムが乱れたまま放っておくと、重い睡眠障害に繋がることもあるため、早めの対策が有効です。



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